新人の頃は熱意をもって打ち込めた看護師の仕事も、時を経るとともにやりがいを感じられなくなることがあります。
お金を稼ぐ手段として、また他の職業に転職する勇気がないから仕事を続けているという人もいるでしょう。
そこで、そんなときの対処法として、やりがいを感じられない理由を探求することを提案します。
例えば、毎日多忙で自分の時間が持てなくなったため、看護業務に対してもやる気を感じられなくなった場合は、プライベートの充実を図ってみてはいかがでしょう。
休みの日に打ち込める趣味を見つけたり、友達とおしゃべりをしたり、食事に行ったりなど、何でも構わないので楽しめることを見つけてみてください。
仕事とプライベートにメリハリをつけることで、再び仕事へのやりがいが増すかもしれません。
また、中堅の看護師になるとほとんどの仕事をそつなくこなせるようになるため、新しい発見が少なくなり、仕事がマンネリ化してしまいます。
ただ業務をこなすだけで、惰性で仕事をしているとやりがいを感じられなくなるものです。
ですから、そのようなときには、別の診療科に異動することも考えてみましょう。
慣れ親しんだ診療科ではなく、別の診療科へと移動することで、新しく覚えることが増え、モチベーションを上げるきっかけになります。
そのほか、やりがいを得るためには、自分自身で目標を立てることも大切です。
ゴールに近づくために努力をし、少しずつ目標へと近づいていく工程はやりがいを持続させる力になります。